トップスとパンツが一体となった、いわゆるつなぎ作業服には、いろいろな便利な点があります。最近注目を集めているのが、つなぎ作業服を着ているとお腹が冷えにくいことです。気温が下がる秋から冬にかけての季節になると、下腹部の冷えで苦しむ男性が急増します。作業着の上着とパンツが別々になっていると、上着の裾の部分から侵入した冷たい空気によって、お腹の熱が奪われるので、冷えによりお腹が痛くなる人がでてきます。

季節の変わり目になると、冷えによる腹痛で苦しめられる男性は少なくありません。お腹の冷えを防ぐには、腹巻きをしたり、使い捨てカイロをお腹に貼り付けたりするのが有効ですが、構造上冷気が入りにくい作業服を着用するのが最も簡単です。つなぎタイプの作業服は、上着とパンツとのあいだに隙間が全く存在しないため、そこから冷たい空気が入ってくる心配がありません。そのため、保温性に優れている作業服と言えます。

職場によっては、上着とパンツが分かれているセパレートタイプとつなぎとの二種類のなかから、自分で好きなタイプを選べるようになっている会社もあるので、お腹の冷えで悩まされている人は、つなぎタイプを選ぶと、腹痛で苦しむことがなくなる可能性があります。単に、作業現場の寒さに悩まされている人も同じです。職場によっては、吐く息が白くなるほど低い温度の環境下で、一日中作業を行わなくてはならない人もいます。その場合、防寒性に優れた作業着を着用するだけで、改善することが可能です。