普段着にも使える作業服つなぎの特徴
作業服つなぎとは上着とズボンが完全に繋がった衣服です。通常は首元から股下あたりまで一本のファスナーで開閉できるようになっています。強くて丈夫な厚い布地や革を使用しているものが多く、身体を保護する役割も果たしています。作業服として使われ、ウエスト部分から油や汚れが侵入しやすい整備士や塗装業者、機械に巻き込まれないようにと工場作業員も着用しています。
なかには防水、防炎加工をしているものもあり消防士やレスキュー隊員などの衣類としても活用されています。丈夫な構造になっているので危険や寒さを防ぐことができると一般にも人気が出ましたが、上下がつながっていることと、開閉が首元のファスナーだけということで男性が小用に行きにくいという問題もありました。最近では上下どちらからでも開けられるようなダブルスライダー式が増えたおかげでその問題も解決したようです。中にも衣類を着込むことができるため、作業服としても人気のつなぎですが、カラーも多彩で黒だけでなくオレンジや黄色といった明るい色もたくさんあります。
そのため女性や子供、若い男性がファッションとしてつなぎを着ているようです。しかし元々は身体を保護するために作られたもの。通気性が悪く、汗をかきやすいので夏には向きません。もし夏も着用したいのであれば薄いものや通気性をもたせるためメッシュ素材を使用しているつなぎをさがすか、生地の厚さなどを調べて購入するといいでしょう。
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